「目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのです」(マタイ25:13)
というイエスの言葉をご存知でしょうか?
この言葉は、人生の中で何が起こるかわからないからこそ、健康にも備えておく大切さを教えているようにかんじます。
いきなりいつもと違うアプローチでブログをスタートしてみましたが、今回のテーマは胃カメラと定期検診の重要性です。
健康に関して私たちができる備えの一つは、定期検診です。
どんなにお酒を控えても、どんなにたばこを控えても、どんなに塩分に気をつけても胃がんになってしまうことがあります。
私自身はお酒大好き、辛いもの、しょっぽいものが好きなので、大きなとは言えませんが、私の見てきた胃がん患者さんたちはそうではない方も多くいらっしゃいました。
一度胃がんになってしまうと、その癌の種類や癌の位置によってその後の治療方針が大きく代わり、早期発見であっても胃の全摘出(私の例)、抗がん剤での治療等、癌が無くなったことで、胃がんがあったときよりも辛い大変な状況に陥る場合もあります。
いつ来るかわからないからこそ定期検診を
どんな生活をしていてもいつ来るかわからないこの厄災は、定期検診のよって避けることが出来るかもしれない。
私自身、検診をまじめに受けることの重要性を身をもって感じました。
特に胃がんの早期発見は、命を救うカギとなりえます。
イエスは、
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である」(マルコ2:17)
とも言われました。
定期的な検査を通じて初めて、自分の体の異変に気づけることが多いのです。
怖さはあるかもしれませんが、その一歩が健康につながると信じています。
バリウム検査と胃カメラ検査の違い
私は、定期検診こそ受けていましたが、なにか理由をつけ(前日遅くにお酒飲んじゃいましたwとか)バリウム検査を避けていたのですが、会社の方針ではバリウム検査を絶対に受けることになました。
しかし結果は影はあるが、胃の状態がはっきりとわからないと診断され不安が残りました。
その後再検査となり胃カメラを受けることになったのですが、かなり不安でした。
最初の胃カメラ検査は少し勇気がいるものでしたが、安定剤を使うと想像以上にリラックスして受けられました。
正直一瞬で終わったように感じたのでぐるぐる回るバリウム検査よりも楽に終わりました。
私の場合これで胃がんの早期発見が出来、今行きています。
胃は全摘出してしまったので生活面ではかなり苦労していますが、お酒や美味しい焼肉を食べることが出来ています。
検査に踏み出す勇気
私も胃カメラ検査の前は「怖い」と感じていました。
しかし、実際に検査を受けたときに「もっと早く受けていればよかった」と感じました。発見が遅れると、取り返しがつかなくなる可能性もあります。小さな一歩ですが、その勇気が命を救うかもしれません。
もしかしたらはありませんが、胃がんの前兆に気づき今の地獄のような生活をせずに済んでいたのかもしれません。
定期検診や胃カメラ検査は、健康への「備え」の一歩です。
皆さんも少しの勇気を持って、ぜひこの備えを大切にしてみてください。