沖縄で就活しているとよく見かけるかりゆしウェアの人事担当者。
それなら自分もかりゆしウェアで就活していいの?
そもそもかりゆしウェアとは?
沖縄で夏場に着るアロハシャツのような半袖のシャツです。
最近では長袖タイプやポロシャツのようなポロユシ等様々なかりゆしウェアがあるので、定義は難しくなってきましたが、下記のような定義があるようです。
- 沖縄県産品であること
- 沖縄らしさを表現したものであること
沖縄県で生産され、沖縄風の柄でデザインされたシャツということになります。
沖縄とは関係ないかりゆしウェア風のアロハシャツでも許される会社もあるようです。
就活の場でのかりゆしウェア
会社説明会や、面接、合同企業説明会等において、かりゆしウェアを着用した人事担当者、代表者等はよく見かけます。
そこで、就活生もかりゆしウェアを着てもいいの?となってきますよね。
もちろん会社説明会や、面接、合同企業説明会の前に事前アナウンスがあれば問題はありません。
就活サイトや企業のWEBサイトを見て、かりゆしウェアOK!と書かれていればまずマイナス評価を受けることはありません。
ただし着ていく時期には注意しましょう。
かりゆしウェアには時期がある
実はかりゆしウェアを着る時期というのがあります。
もちろん企業によって違いはありますが、寒い時期にかりゆしウェアを着ているとTPO的に場違いな雰囲気が出てしまいます。
沖縄県では、4月~11月末までをかりゆしウェア着用奨励月間としており、少し寒くなっても長袖のかりゆしウェアを着用している企業も多少ですがあるようです。
それでは企業はどのようにしているのでしょうか。
かりゆしウェア着用期間と調整期間
暑さ寒さ、職場内の温度により感じ方が違うので、多くの企業の間では、かりゆしウェアの着用期間と調整期間(スーツでもかりゆしウェアでも良い期間)が設けられています。
企業によってばらつきがあるようですが、沖縄県が推奨している4月~11月末のうち、4月と11月はかりゆしウェアの調整期間として、スーツでもかりゆしウェアでも良いとしている企業や、少し短く5月~10月末までとしている企業もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
実際に着て行っていいの?
実際、かりゆしウェアを夏場に着用している沖縄の企業は多く、就活生がかりゆしウェアを着用することがダメだとしている企業は殆どありませんが、現実的にはどうでしょうか。
現実的に見ると、かりゆしウェアOKと明記している企業はそれほど多くなく、夏場であってもスーツを着用し就活をする場面は多いと思います。
逆に、かりゆしウェアじゃないとダメだとしている企業は殆どないでしょうから、少なくとも沖縄の就活の場において、スーツはもちろん必須となります。しかしかりゆしウェアは必須とは言えません。
やっぱり無難にスーツ
となってくると選択肢としてはスーツ一択と言っても良いでしょう。
確かに企業の担当者、代表者はかりゆしウェアを着ているかもしれませんが、就活生は指定がない限りスーツを着用することが就活生自身にとって一番の選択肢だと思います。
夏場にかりゆしウェアを着ている企業に入社が決まったら、その後でかりゆしウェアを買い揃えてもいいと思います。
熱中症対策は万全に
とは言っても沖縄の夏は気温こそ内地より低くなっていますが、日差しは容赦なく降り注ぎ就活生の体力を奪っていきます。
しっかりとした水分補給と移動中などはスーツのジャケットを脱ぐ等して、熱中症対策を万全にしておきましょう。
汗だくで面接となると気持ち的にも余裕がなくなり集中力もかけてしまいますよ。