あなたの会社は大丈夫?沖縄のブラック企業情報

ブラック企業とはいったいなんだろう?きつい会社?給与未払い?残業超過?低賃金?

沖縄のブラック企業というと、ぱっと思い浮かぶ企業はあまりないと思う。

しかし総じて沖縄全体が低賃金であったり、残業代など勤務時間、支払いにルーズであったりするので、全体がブラックな雰囲気もある。

 

以前私は、内地で日本ではおそらく最大の布団の訪問販売会社に5年ほど務めていたのだが、

ここははっきりと分かるブラック企業だった。

売上0円でも給与は全額支払う。

この会社の素晴らしい所はここだった。

なによりここに魅力があった。

 

訪問販売というバリバリの営業会社だが、賃金の支払、ボーナスは誰もが、必ずもらうことが出来る。

 

営業というのはもちろん波があるので、素晴らしく売上が良い時もあれば、

モチベーション1つで売上が数万円で終わってしまうことがある。

 

この会社は日本を代表するブラック企業の代名詞のような企業ではあったが、

ここはシッカリしていた。

 

あるときは売上が数百万に上ると、給与は基本給の数倍(基本給は当時28万)。

ボーナスもそれに比例して貰えたのだった。

 

もちろん辛い所はブラックなだけにたくさんある。

 

  • 売れないと灰皿投げつけられる
  • 夜中23時過ぎにでも個人宅をノックする
  • 上がり込んだら売れるまで帰らない

 

まぁ上げればきりがないのだ。

 

私が沖縄に来てはじめてついた職は基本給がこの会社の半分だった。

 

残業はそれなりにあったが、残業代は上限あり。

 

退職してこの仕事を始めた後に求職者から色々なお話を聞いているが、

退職した理由などはどの会社も似たようなもので、多かったのは

賃金の支払い遅れによる不信だった。

 

残業代が出ないのは当たり前になっているようで、あまり気にされる人は少ないのも

沖縄の特徴ではないだろうか。

 

だからといって沖縄県内で会社を運営する皆様、甘えてはいけません。

 

今某牛丼屋さんの状況を見てみましょう。

 

過酷な労働環境で人が集まりません。

店舗の運営もままならない状況が続いています。

 

これはすべて、労働者を法律に則った環境で扱わなかったからです。

 

別に他社より良い待遇にすればいいというわけではないのです。

 

ただ単純に、労働基準法、それに準ずる法律に忠実な会社運営をしてください。

 

それだけで社員の不満は減り、仕事の効率もアップするのです。

 

 

社員の時間外手当(他すべての賃金)を削って得た利益なんて、利益ではない。